「(後になって)ツケが回ってくる」を英語で。

 
 

 今日は2つのフレーズを見ていきます。


   come back to haunt  


Bad behavior will come back to haunt you someday.   

(悪い行いはいつか自分に返ってくるよ。)

 
 

 come back to haunt someone
は、 過去にその人が下した決断や行いが、今のその人(の生活・人生)に問題を引き起こしていることを意味します。

 なので 主語はその 決断や行い です。

仇となる」「祟る」などの訳し方もできます。

あまり耳慣れないイディオムだと思いますが、例文を見ていきたいと思います。

 
You are going to age whether you want to, or not. 

If you don't take care of your health now, it's going to come back to haunt you.


(望む、望まざるとに関わらず、年を取ります。
 今健康に気を付けないと、ツケが回ってきますよ。)

 

The decision to skip breakfast has come back to haunt me
I can't concentrate at all.


(朝食を抜くという決断が仇となった。全く集中できない。)



A lot of bad habits came back haunt him and he got fired.   

(多くの悪い習慣が祟って、彼はクビになった。)








     Pay the price    



If you don't study hard when you're a student, you'll pay the price later.


(学生時代にしっかり勉強しておかないと、後でツケが回ってくるよ。)

   

 pay the price のほうは、よく耳にすると思います。

 come back to haunt とほぼ同じ意味で「ツケが回る」というイディオムですが、

「したことに対する代償を払う」
 
と考えるとわかりやすいと思います。

  ですから、こちらの主語は 人 です。



If we fail to solve this issues, our children will pay the price  

(私たちがこの問題を解決できないと、子どもたちがその代償を払うことになります。)


  
I'm paying the price for drinking too much last night.
I have a serious hungover. 
 

(昨夜飲み過ぎたツケが回ってきた。 ひどい二日酔いだ。)
 


I've been slacking off and I'm paying the price  

(今までサボってきたツケが回ってきたんだ。)


  ※slack off 「サボる」





 「ツケが回ってくるよ!!」…。 よく言われたものです。

 そもそも「ツケ」とは「その場で払わなかった分(お金)、または請求書」のことですね。
 
 そりゃ回ってきますよね。必ず。払わないといけません。


 しかも、その場で楽した分よりも代償のほうがが大きい。(大きく感じる。)

 ツケはためたらダメです。

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